CBR1100XXのツーリング日記

CBR1100XXのツーリング日記です。

舘山寺温泉と伝説のライダーカフェツーリング

日曜日、秋晴れの絶好のツーリング日和。

SBBの開発者が営むカフェを目指してツーリングです。

場所は浜名湖北部。
SBBのチーフエンジニア山中勲さんがご自宅の一角をカフェにされているのです。

場所が場所だけに舘山寺温泉に寄ってから行く事にしましょう。

例によって豊明ICから伊勢湾岸道経由で新東名へ。

岡崎SAにて最初の休憩です。

SBB

今日は何だか嬉しそうですね。

岡崎SA

バイクを停めSA内を物色。

きっちんににぎ

何度か利用した事のあるお店ですが串物を始めていたのでそちらを注文。

串物

これがその串物。

その中でも私が選んだのがこちら

カキフライ串。シーズンインしたカキフライがこんな所で食べられるとは感動です。

カキフライ串

タルタルソースをつけて店外でいただきます。
普通のカキフライでしたが高速のSAで食べられたのが嬉しかったです。

サクッとカキフライを食べて駐車場に戻ります。

駐車場

バイク増えてますね。
絶好のツーリング日和ですからね。

では、出発!!

ここからはノンストップで新東名→引佐JCT→浜松いなさICで降りて国257号を南下します。

途中結構反対車線が渋滞してましたが、紅葉狙いですかね。

私の進行方向は渋滞も無く、順調に走りお店の前に到着。

12時開店で11時半に店の前に来たのでまだ開店しておらず先に温泉へ行く事に。

舘山寺温泉到着

隣の県に住んでいながら温泉街で有名な舘山寺温泉で来るのは実はこれが初めてです。

華咲の湯


1500円となかなか良い値段します。

入口

まあ、温泉入るのが目的で来たので、気にせず行きましょう!!

レストラン

ランチバイキングをやっているとの事で本日飛び込みでもまだ入れる模様。

13時からの部を予約して温泉込みの値段3880円を払って店内へ。

靴を預けて浴衣とタオルを受け取り温泉へ。


浴衣に着替える専用の部屋でライジャケから浴衣姿に変身!!

石景の湯

温泉は2つありますが先ずはこちらへ。

入口

こちらの温泉は源泉掛け流しの茶褐色の湯が楽しめます。

茶褐色の湯は傷口に染みる強さ


他に乳白色の湯や露天風呂がありました。

そして、再び浴衣に着替えてもう1つの湯へ。

ダイダラボッチの湯

同じ一階にもう一つの湯があるので移動します。

入口

こちらにはサウナやジェットバスや露天風呂があります。

1時間ほど温泉を堪能したらいよいよランチバイキング。

予約の時間13時過ぎに会場へ

二階がバイキング会場になります。

バイキング会場


和洋中のお惣菜に



地元の食材やズワイガニの塩茹でがあります。

バイキングその①

先ずは和洋中お惣菜シリーズ。
一品一品が丁寧に作られていてなかなか美味しかったです。

バイキングその②

続いて和食&丼シリーズ。
揚げ立ての桜海老のかき揚げや牛蒡天が美味しかったです。その他、おでん等も安定の美味しさ。

丼シリーズアップ

海鮮丼、豚丼、雪見鍋。

海鮮丼や豚丼はご飯を少な目にしてくれます。
具沢山の海鮮丼に焼き立ての豚丼。なかなかツボを押さえてます。

ズワイガニ

続いてズワイガニ
このバイキングのメインイベントのような存在。

カニ身をほぐして

海鮮丼に投入

更に立派な一品に~

鰻まぶしご飯

静岡と言えば鰻。
あまりまぶされてませんが(笑)味はしっかり鰻。焼売追加されてたんでそちらとともに。

ピザとパン

焼き上がりましたの声に思わず反応。
確かに美味しいけどそろそろ限界。

桜エビかき揚げ丼

最後に美味しかった桜エビのかき揚げを丼にして。

コーヒー

ソフトドリンクも飲み放題。

会場を後にして休憩スペースへ

休憩スペース

こちらは椅子に腰掛けてテレビが楽しめるスペース。

安眠タイム

1時間ほど寝て体力回復。
もう一風呂浴びていよいよSBBカフェへ。

駐車場

ハーレー、トライアンフ、ボルドールなどバイクが数台。結構ゆっくりしている間にバイク増えていたのですね。

さて、この時点で16時20分。
結構な時間になってしまいましたが目指すカフェはまだ営業時間内なので行ってみようと思います。

華咲きの湯からはバイクで10分程度です。

夕暮れ時の浜名湖北部を走って到着!!

コーヒースーパーブラックバード

駐車場がお店の奥にあります。

ヘルメット棚

駐車場の横にはヘルメットが置ける棚が。
こう言う配慮が嬉しいですね。

入口

さて、潜入。

店内

常連の方が一名。カウンターに腰掛けて山中さんと話をしています。

私もカウンターに座って緊張のご対面。

メニュー

常時10種類以上のオリジナルブレンドを用意されているとの事です。さすが元開発者だけあって拘りがありますね。

全種類飲んでみたいところですが今回はリッチブレンドを注文(後で調べてみたら前回もリッチブレンド注文してました)。

フレンチプレススタイル

コーヒーはフレンチプレススタイルを採用。
砂時計の砂が落ちるまで蒸らして待ちます。

リッチブレンド

苦味が強くて酸味控え目。ガツンと来るブレンドです。

ロータスビスケット

ベルギー産のロータスビスケットが付いてきます。

さて、ここからは山中さんとのSBB開発秘話。

SBBは、世界一魅力的なバイクを創りたかった。
その為、10項目の達成目標を掲げたそう。

世界最速である事、アウトバーンをタンデムで走って快適な事、ウインドプロテクションが優れている事、振動が少ない事、夜間走行時にライトが明るい事、夜のメーターの視認性が良い事、良く止まるようにコンビネーションブレーキを採用した事etc.

この項目が全て達成出来るまで開発を延期してまで実現したそう。
ヨーロッパ市場をターゲットにしていていて、一般的な売り出しタイミングの春先に間に合わず、夏に売り出すたものの、ジャーナリストの評価が高く、あっと言う間に年間販売目標を達成したそう。
その当時の様子を話す時の山中さんの表情が少年のようにキラキラ輝いていたのがとても印象的でした。

店内

お店の中はそんな山中さんが手がけたバイクの思い出の品で溢れかえっています。

著書

スーパーブラックバードの開発秘話を書いた著書を1冊購入。実はこれで買うの3冊目です。

1冊はそのまま保管。もう1冊は知人にプレゼント。

そして、今回は・・・

サイン

サインを書いて頂きました。
一生の宝物です。

サインをする山中勲さん

本当に感動的な時間を有り難うございます。

この後、天皇陛下が工場視察に訪れた時の本田宗一郎さんの話やラッタッター開発時の話やご自身の最近のツーリングの話など、バイク談義は尽きる事なく続きました。

いつまでも続いて欲しいお店。

静岡方面にツーリングに行く際は、また、行きたいと思います。

最後にホンダ原点コミックと言う動画を教えて頂きました。

ホンダファンの方必見。

ホンダがどうやってバイクを創って行く事になったのか良く分かる動画です。

http://www.youtube.com/playlist?list=PLPhcsmW2rf5nFSelWqor8ihTVbnMY63b1

駐輪場

すっかり日が暮れてしまいました。

私のSBBがスポットライトを浴びて待っていてくれました。

コーヒースーパーブラックバード

バイクを出して出発しようとしたらわざわざ山中さんが見送りに来てくれました。大変恐縮です。

この後は夜間でも走り易いSBBの走りを噛み締めながら東名高速を走り帰宅。

SBB

途中浜名湖SAにてお土産購入。

三ヶ日みかん


浜名湖と言えばお土産はコレ。
とっても甘くて美味しかったです。

本日の走行ルート

203kmのツーリング。

温泉あり、バイキングあり、コーヒースーパーブラックバードでの感動のバイク談義ありで、とても充実したツーリングでした。